白樺とクリスマス |
2016年 12月 03日
お気付きの方も多いと思いますが、今年の青山フラワーマーケットのポインセチアの鉢植えは白樺樹皮のカバーが付いてます。店内のディスプレイにも、白樺の幹が使われていたりして、お店を通るたび密かにニンマリしています。 このカバー、うまい具合に表の表皮と裏の茶色の部分を使って、本体と縁を作ってあります。 ネーベルスロイドで使うのは、縁の茶色い部分のみなんです。スウェーデンから材料を取り寄せる際には、この白い表皮がついた状態の大きなシート状なのですが、それを私が1枚1枚手で剥がしています。そして勿体無いと思いつつも、剥ぎ取った白い部分は捨ててしまっていたのですが、実はこの表皮が薪ストーブやBBQの着火剤として使えると聞いて嬉しくなりました。 レッスンで白樺かごを制作する際には、たくさんのネーベルストライプが必要になる上、毎月100人以上の受講生の方々の材料を一人で準備しているので、どんどん出てくる端材の処理には頭を悩ませていたのですが、着火剤や小物制作に使えるのならもっと有効活用できる! せっかく植物検疫を受けて、高い送料、関税を払って遥々取り寄せているのですから、余すとこなく使いたいですよね。今後の新たな目標ができました。 ところで、ここ最近ネーベルストライプ、オーナメントキットの販売をさせていただきましたが、レシピに関する質問をよくいただきます。 パンかご、オーナメント(花、星、ブーツ)のレシピは私が手作りしたもののご用意があります。 さらに、現在発売中の暮らしの手帖に「フレーベルの星」という名前で、紙で作る星のオーナメントのレシピが詳しく掲載されていましたので、そちらもオススメです。こちらはドイツの伝統工芸だそうです。 また、その他ではアマゾンなどで購入出来る白樺工芸に関する海外書籍があります。 英語表記ですが、写真がたくさん掲載されているのでわかりやすいと思います。ぜひご参考になさってください。 ではでは、週明けの発送に向けてオーナメントキットの準備、がんばりまーす!
by mrs_karin
| 2016-12-03 10:28
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